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アルフレッサ 医薬品配送用電気自動車 本格稼働に向けた実証実験開始

公開日時 2022/05/23 04:50
アルフレッサホールディングスは5月20日、子会社のアルフレッサがアイ・ティ・イー社(東京都千代田区、パンカジ・ガルグ代表取締役CEO)などと共同開発した医薬品配送用電気自動車(EV)について、本格稼働に向けた実証実験を開始したと発表した。この医薬品配送用EVは、環境に配慮しながら、PIC/S GDP(医薬品の流通過程における温度管理、衛生管理、各種手順書等の作成等に関する国際基準)に準拠した医薬品配送を実現することを目的として開発した車両。今回の実証実験では、あらゆる外気環境下でも荷室内温度を15~25度に保つことを目指し、検証を重ねる。

医薬品配送用EVのベース車両は、日産自動車のe-NV200。乗車定員2人。最大積載量350kg。運転席と区分けされた荷室部分に冷凍機とアイスバッテリー(特許技術を用いた保冷剤)を搭載し、外部電源により車両を充電すると同時に冷凍機を稼働させ、アイスバッテリーを凍結させる。外部電源を切断した後もアイスバッテリーで荷室を冷却することで、電力を使わずに車両荷室内を最適な温度に保つ。

医薬品配送用EVは、アルフレッサ、アイ・ティ・イー、キリックスリース(愛知県名古屋市、山口茂樹代表取締役会長兼社長)が共同開発した。アイ・ティ・イーは、アイスバッテリーと呼ばれる高機能保冷剤と専用のボックス、カート、20Feetコンテナなどを開発・製造し、低温物流全体に対するソリューションを提供している。低温物流分野にて複数の特許を保持している。キリックスリースは、日本初の「フルメンテナンスカーリース」専門会社。
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