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欧州委員会 サノフィとGSKの新型コロナブースターワクチンを承認

公開日時 2022/11/18 04:49
欧州医薬品庁(EMA)ヒト医薬品委員会(CHMP)は11月10日、仏サノフィ/英グラクソ・スミスクライン(GSK)の新型コロナに対するブースターワクチンVidPrevtyn Beta(遺伝子組み換え、アジュバント)について承認勧告を行った。欧州委員会(EC)ではこの勧告を受け、直ちにワクチンを承認した。

同ワクチンは、18歳以上の成人における過去にmRNAもしくはアデノウイルス・ベクターによるCOVID-19ワクチン既接種者に対するブースターワクチン。EUにおいて接種が推奨される7番目のワクチンとなった。

サノフィ子会社サノフィパスツール社が開発、SARS-CoV-2ウイルスのベータ変異株の表面に見いだされるスパイクタンパクを含み、GSKの開発した免疫応答を強化するアジュバントを含有するブースターワクチンである。

サノフィのThomas Triomphe上級副社長(ワクチン担当)は、「我々は、すでにワクチンの最初の出荷の準備を完了している。VidPrevtyn Betaは、新型コロナの複数変異株から人々を保護するための重要な新たな選択肢となるだろう」と展望した。

GSKのPhilip Dormitzerワクチン研究開発グローバルヘッドは、「これから秋、冬を迎えるにあたり、欧州でのもうひとつのワクチンを追加する重要な一歩だ。我々のタンパクをベースとしたアジュバントワクチンはパンデミックがさらに進行するときに公衆衛生に対して重要な貢献をする可能性を持っている」とコメントした。

なお、同日のCHMPでは、下記バイオシミラー1剤が承認勧告された。製品名(一般名)、企業名、適応症、摘要の順。

▽Kauliv(テリパラチド)20μg/80μl注射用液、Strides Pharma Cyprus社、骨粗鬆症、先発品はイーライリリーのForsteoでEUでは2003年6月に承認されている。
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