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湘南アイパーク 23年4月からIIF、武田薬品、三菱商事の共同運営体制に エコシステムを多面的に発展

公開日時 2022/12/22 04:50
武田薬品は12月21日、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)の運営体制について、2023年4月1日から産業ファンド投資法人(以下、IIF)、武田薬品、三菱商事による共同運営体制に変更すると発表した。共同運営にすることで、湘南アイパークと周辺エリアのエコシステムをさらに多面的に発展できるとしている。

湘南アイパークの藤本利夫ジェネラルマネジャーは、3社による共同運営にすることで、「施設運営、コミュニティ形成、ベンチャー支援、地域との連携など、あらゆる事業をさらに発展させていくことができると確信している」とし、「これまで築いてきた湘南アイパークの礎と勢いをそのままに、さらに世界に開かれたライフサイエンスエコシステムの構築を目指す」と意欲を示した。

武田薬品はこの日、共同運営体制の構築に向けて、新たにiPi設立準備会社(以下、対象会社)を設立することを決めた。23年4月1日付で、武田薬品の湘南アイパークに係る運営事業を対象会社へ吸収分割により承継させるとともに、同日付で武田薬品が保有する対象会社の発行済株式の一部をIIFと三菱商事へ計5.14億円で譲渡し、共同運営体制を構築する。結果として、対象会社の株式保有割合はIIF 41.0%(41,000株)、武田薬品36.5%(36,500株)、三菱商事19.5%(19,500株)、対象会社の社長を兼務する藤本氏3.0%(3,000株)――となる。

湘南アイパークは18年4月に武田薬品の湘南研究所を外部に開放する形で、日本初の製薬企業発サイエンスパークとして誕生した。20年に湘南アイパークの資産(土地及び施設)が信託設定され、20年、21年にIIFによって信託受益権が取得されたが、運営は引き続き武田薬品が業務委託を受けて担っていた。

開所時は20社だった入居企業・団体も150を超え、製薬企業、次世代医療、AI、ベンチャーキャピタルなどの企業や大学、行政などが集結し、自由に共創しながらイノベーション創出に挑戦している。
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