鳥居薬品 尋常性ざ瘡の外用薬「NAC-GED-0507」の国内開発・商業化権獲得
公開日時 2023/01/27 04:48
鳥居薬品は1月26日、Nogra Pharma社(所在地:アイルランド ダブリン)の尋常性ざ瘡を対象疾患とする外用薬「NAC-GED-0507」について、日本における独占的な開発・商業化権に関するライセンス契約を締結したと発表した。この契約により、鳥居薬品が日本での同剤の開発及び販売・プロモーション活動を独占的に行うことになる。
鳥居薬品はNogra社に対し、契約一時金1200万ドルを支払うほか、国内の開発などの進捗に応じたマイルストーンを支払う予定。
NAC-GED-0507は、Nogra社が米国と欧州で開発を進めている選択的PPARγモジュレーターを有効成分とする外用薬。Nogra社は現在、欧州で尋常性ざ瘡を適応症とした第2相臨床試験を終了している。
鳥居薬品は、「尋常性ざ瘡の治療に対して、本剤が新たな治療選択肢を提供し、患者さんのQOL 改善に貢献するものと期待している」とコメントしている。