販売情報提供活動ＧＬ施行から5年いまこそ反転攻勢の時！編集長沼田佳之厚労省の「販売情報提供活動ガイドライン（ＧＬ）」が施行されて５年が経過する。この間、ＭＲ活動の取材を通じ、「医師や薬剤師の求めに十分応えられない」との嘆きの声を沢山聞いた。モチベーション低下や将来不安を語る大勢のＭＲにも出会った。しかし、愚痴ってばかりじゃ始まらない。ＧＬ施行後から今日まで、本社に設置した「販売情報提供活動監督部門」には、ＭＲを通じ、小児・高齢者への投与、禁忌、相互作用、懸濁・粉砕、類似薬との比較、未承認薬に関する情報など、医師や薬剤師の声が寄せられているはずだ。これらの多くは医療従事者の求めにＭＲが一度は回答を躊躇した事例だ。ＧＬを盾に医療者とＭＲの対話型コミュニケーションを途絶えさせないためには、こうした...