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CureApp 治療アプリ処方プラットフォーム「APS」 沢井製薬のデジタル医療機器レリビオンの流通に採用

公開日時 2024/04/08 04:50
CureAppは4月5日、治療アプリ処方プラットフォーム・App Prescription Service(APS)が、沢井製薬の片頭痛用の非侵襲性デジタル医療機器・レリビオンの流通プラットフォームに採用されたと発表した。レリビオンが保険適用・販売開始された際に、APSを通して全国の医療機関で処方が開始される。APSでの他社製品への導入はレリビオンが初めて。

APSは治療アプリの処方や利用状況の管理などの運用を統一の方式で行うことができるプラットフォームで、CureAppの高血圧治療補助アプリやニコチン依存症治療アプリで導入されている。また、ユーザーの意見を反映したアップデートも行われている。

一方、沢井製薬のレリビオンは頭部に装着し、電気や磁気などの刺激で神経機能を調整する非侵襲型のニューロモデレーション機器。2023年12月に承認を取得し、在宅で使用できる日本初のニューロモデレーション機器となった。治療アプリではないものの、自宅でデバイスを扱う機器の特徴などからAPSとの親和性が高く、導入に至ったとしている。

APSを流通プラットフォームとして採用したことで、治療アプリの処方、利用状態の管理、代金回収、配送など治療アプリ処方に必要な各種運用を実行できる。さらに、統一されたフローで処方・管理まで完結するため、医療機関の運用負荷を低減することもできる。今後の展望についてCureAppは、「さらに広く医療機関のデジタル技術の活用を支援するプラットフォームとなることを目指したい」としている。
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