メディパルHD 社内ビジネスコンテストを開催 最終ノミネート7案は提案者も参画して事業化を会社が支援
公開日時 2024/06/11 04:50
メディパルホールディングスは6月7日、社内ビジネスコンテスト「ZERO ONE(ゼロワン)」を開催したと発表した。従業員提案型の新規事業創造と業務変革を目的として開催したもの。311人の参加者から187件の提案があり、審査を通過した7案が最終の決勝に進出。決勝では社長以下、取締役が審査員となり、最優秀賞を選定した。
同社は、23年7月~24年6月にかけて、事業フィールドである「医療と健康、美」をテーマに、年齢、職種、ポジション等を問わず、グループの従業員を対象に提案を募集した。提案のあった187件の主な内訳上位は、①デジタルサービス開発・19%、②流通改革・17%、③営業改革・16%、④製品・原材料開発・11%、⑤人事・働き方改革・10%-など。書類審査を通過した提案の中から二次審査となるプレゼンテーション審査予選を実施した。
今回のコンテストで決勝に進んだ7案について同社は、「提案者自らが企画開発、事業推進に参画できる環境を提供し、予算を付与するなど事業化の実現に向けた支援する」とした。今後については、「ZERO ONEのような機会提供により、経営者と従業員が一体となって事業改革を推進していく」と強調。「グループの将来を担う未来志向型人材の育成、創造性豊かな企業文化の醸成、多様な人材が活躍できる職場環境づくりを推進する」としている。