厚労省 オミクロン株JN.1系統対応の新型コロナワクチン・コスタイベを一変承認 近日中に供給開始
公開日時 2024/09/17 04:50
厚生労働省は9月13日、Meiji Seika ファルマのオミクロン株JN.1系統対応の新型コロナワクチン・コスタイベ筋注用を一変承認した。Meiji Seikaは、「1バイアル(16回接種分)のJN.1系統対応ワクチンとして、近日中に供給を開始する予定」だとしている。
本ワクチンは自己増幅型mRNAワクチン。レプリコンワクチンと呼ばれるもので、接種後に抗原タンパクをコードするmRNAが細胞内で複製され、持続的に抗原タンパクがつくられる。接種量が少なく、ワクチンの効果が長く持続することが期待されている。
起源株対応ワクチンとして2023年11月に国内承認されていた。なお、海外では24年8月末時点で、日本以外に承認又は使用許可されている国又は地域はない。