スズケン 真性多血症治療薬・ベスレミの居宅配送サービス 10月1日に開始 ラストワンマイル流通
公開日時 2024/09/26 04:47
スズケンは9月25日、ファーマエッセンシアジャパンが製造販売する抗悪性腫瘍/真性多血症治療薬・ベスレミ皮下注250μgシリンジ、同500μgシリンジの居宅配送サービスを10月1日から開始すると発表した。ベスレミは、製剤品質を維持するために2~8度内で凍結を避けて運搬する必要がある。スズケンは患者の薬剤運搬の負担軽減を目的にファーマエッセンシアジャパンと協業し、患者宅などへ配送するサービスを始める。
この居宅配送サービスは、医療機関と患者をつなぐラストワンマイル流通を支援するもの。ベスレミを処方する医療機関からスズケンが発注を受け、スズケンがパナソニックと共同開発した医薬品定温輸送ボックス「VIXELLTM」と配送車を手配。ココネット(セイノーホールディングス100%子会社)及びエス・ディ・ロジ(スズケン連結対象子会社)が提供する医薬品輸配送専門の教育を受けた配送ドライバーによる医療機関への集荷・患者宅までの配送により、本サービスを実現する。
スズケンは、「今後もグループが持つ機能を最大限に活用するとともに、パートナー企業と協業することで、患者のニーズにお応えし、確実に医薬品をお届けできるよう安心・安全で高品質なラストワンマイル流通を実現し、地域医療に貢献する」としている。