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伊藤忠商事 エイツーヘルスケアとIVP社が海外製薬企業の日本進出支援 ドラッグ・ロス解消をサポート

公開日時 2025/06/06 04:50
伊藤忠商事は6月5日、100%出資会社のエイツーヘルスケアとITC Venture Partners, Inc(IVP社)を通じ、海外製薬企業の日本市場進出を支援する総合支援サービス「J-STEP」を開始すると発表した。海外のベンチャーキャピタル(VC)やスタートアップとのネットワークを通じてIVP社が新薬開発候補品(シーズ)を探索。エイツーヘルスケアは海外製薬企業との窓口として、国内の新薬導入における全てのフェーズを支援する。日本に足場のない新興バイオファーマ(EBP)の支援なども視野に、「ドラッグ・ロス」解消に向けて取り組む方針だ。

企業主導治験や医師主導治験で数多くの受託実績を有するエイツーヘルスケアは、2024年3月1日付で米国にボストン支店を開設。海外バイオテック企業の日本における新薬開発を支援してきた。一方、米国・シリコンバレーを拠点に事業開発を推進するIVP社は、北米製薬企業から日本企業へのライセンス導出を支援するコンサルティングサービスを提供しており、すでに複数の実績を有している。

◎医薬品卸、CMO/CDMO、非臨床CRO等とパートナー連携 一気通貫または必要なプロセスを提供

総合支援サービス「J-STEP」は、IVPが海外のベンチャーキャピタル(VC)やスタートアップとのネットワークを通じて、新薬開発シーズを探索。エイツーヘルスケアは海外製薬企業との窓口として、国内の新薬導入における全てのフェーズを支援する。具体的には、様々なモダリティや開発ニーズに応じて、医薬品卸やCMO/CDMO、非臨床CRO等のパートナー企業と連携し、市場調査から薬事承認プロセス、製造、上市後の流通・マーケティングまで一気通貫または必要に応じたプロセスを提供する。

同社は、「複雑化する治療手段の特性ごとに最適な支援が可能となり、あらゆる疾患領域に対する新薬の導入を加速し、患者の治療選択肢を拡充することが期待できる」と指摘。「ドラッグ・ロスという社会課題の解決に尽力し、より良い医療が提供される社会に貢献したい」と強調した。
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