セルトリオン・ヘルスケア・ジャパンは7月28日、屋号統一に伴い、インフリキシマブBS点滴静注用60mg「CTH」▽同100mg「CTH」▽トラスツマブBS点滴静注用150㎎「CTH」―について、流通在庫切れをもって製造販売を中止すると発表した。同様の製品を「NK」屋号でも製造販売しており、流通在庫消尽後の代替製品となる。

製造販売をやめるバイオシミラー２製品３品目は、いずれも韓国のCelltrionが原薬から製剤製造まで手掛けている。日本では「CTH」屋号だけでなく、日本化薬の「NK」屋号でも販売していた。同社は「1ブランド1チャネルに整理する」として、4月18日付で「NK」屋号の製品の製造販売承認を日本化薬から承継していた。

流通在庫の消尽予定時期は、インフリキシマブBS点滴静注用60mg「CTH」が12月ごろ▽同100mg「CTH」が7月ごろ▽トラスツマブBS点滴静注用150㎎「CTH」が2026年2月ごろ―としている。