スイス・サンド バイオシミラー開発の強化・拡充へ スロベニアに開発センターを開設
公開日時 2026/06/24 04:48
スイス・サンドは、バイオシミラーの自社開発能力の強化・拡充に向けて、スロベニア・リュブリャナに新たなバイオシミラー開発センターを開設したと発表した。9900万米ドルを投資した完全デジタル統合型の拠点で、高度な解析技術とデータサイエンスを活用し、原薬から製剤まで一貫した開発が行えるという。サンド日本法人が6月23日に邦訳を発表した。
ギルバート・ゴスティーヌ取締役会長は「バイオシミラー開発センターの開設は未来への投資につながる。科学力と優れた能力を結集させ、高品質なバイオシミラーをより迅速かつ手頃な価格で患者さんにお届けするとともに、医療制度の持続可能性にも貢献していく」とコメント。リチャード・セイナーCEOは「今後10年間で約3200億米ドル規模のバイオ医薬品特許満了が見込まれる『黄金の10年』に向け、より手の届く医療の実現に貢献していく」と強調した。
開発センターは、サンドがスロベニアで進める総額11億米ドル超の投資計画における主要プロジェクトの皮切りに位置付けられる。同社の開発ネットワークに完全統合され、ドイツのバイオ分析・生物活性評価試験施設や英国・ケンブリッジのデバイス開発拠点とも連携できるほか、自社で開発から製造まで一貫して行える欧州のハブ拠点となる。