塩野義製薬 シオノギファーマの吸収合併を決議 環境変化に対応できる強靭な生産・供給体制を目指す
公開日時 2025/10/28 04:52
塩野義製薬は10月27日の取締役会で、完全子会社のシオノギファーマを吸収合併することを決議した。合併期日は2027年4月1日。塩野義製薬が存続会社で、シオノギファーマを消滅会社とする。吸収合併の理由について同社は、感染症薬を中心としたグローバルでのサプライチェーンマネジメントの難易度が一層高まっていると指摘。生産機能、製薬技術開発、販売・マーケティングの機能連携を強化し、あらゆる環境変化に対応できる強靭な生産・供給体制の構築を目指すとした。
シオノギファーマの吸収合併は同日開催した25年度第2四半期(中間期)決算記者会見で報告された。手代木社長は、「感染症の専門メーカーであることが一つの大きな理由。自分でコントロールすることの重要度が増している。鳥居・JTの取り込みもさらに大きなきっかけになった。新しい生産体制をつくっていきたい」と意欲を示した。
また、グローバルサプライチェーンの強化に関しては、「実は私どもやはりアメリカで抗生物質や抗ウイルス剤はつくった方がいいのではないかという方に傾いている」と述べ、日本国内で技術基盤をつくった上で、海外生産拠点の新設を検討していることを明らかにした。