ニプロ ニプロファーマのパップ剤・テープ剤製造2工場を三笠製薬に譲渡へ 10月にも事業譲渡の予定
公開日時 2026/01/22 04:50
ニプロは1月21日、医薬品製造子会社・ニプロファーマの埼玉第2工場(埼玉県春日部市)と羽生工場(埼玉県羽生市)について、三笠製薬への譲渡に向けた基本合意書を締結したと発表した。ニプロファーマの製造体制の見直しと、三笠製薬の注力領域であるパップ剤、テープ剤等の生産能力向上の観点で両社が合意した。最終契約書締結は26年3月、事業譲渡は10月を予定する。
ニプロファーマは、注射剤・経口剤・外用剤を中心に多種多様な製品の受託製造から、ニプロが販売するジェネリック医薬品の製造、高活性製剤・キット製品などの高付加価値製剤の製造まで広く手がけている。一方で、製造体制の総合的な見直しも行っており、同社の主力剤形である注射剤および経口剤に経営リソースを集中させる方針を決定。パップ剤、テープ剤、外用液剤を製造する埼玉第2工場、羽生工場をこのたび譲渡することを判断した。
一方で三笠製薬は、創業以来、パップ剤、テープ剤、スチック剤などの外用消炎鎮痛剤分野を中心に医薬品の製造販売を行っている。同社は、注力分野への投資を継続することにしており、生産能力をさらに向上させる観点から、ニプロファーマの2工場の譲渡に基本合意した。