杏林製薬 抗結核薬・サチュロ錠 6月から単独プロモーション開始 肺MAC症の効能追加後は独占販売も
公開日時 2026/03/27 04:49
杏林製薬は3月25日、ヤンセンファーマが製造販売している結核化学療法剤・サチュロ錠100mg(一般名:ベダキリンフマル酸塩)について、日本における独占的販売契約を締結したと発表した。契約により、6月から杏林製薬単独で同剤のプロモーション活動を始める。今後、肺MAC症の効能追加が承認された後は、ヤンセンから製品供給を受けて杏林製薬が独占的に販売を行う。
ジアリルキノリン系の抗結核薬であるサチュロは現在、多剤耐性肺結核の併用療法の治療薬として販売されている。現在、効能追加を目的として、治療抵抗性の肺MAC症を対象とした第2/3相試験段階にある。
杏林製薬は、呼吸器科・耳鼻科・泌尿器科の特定領域にリソースを集中するフランチャイズカスタマー戦略をとり、早期に業績貢献が見込める導入品の獲得も進めている。今回、サチュロを製品ラインナップに加えることで、「感染症に苦しむ患者さんの治療に貢献することを目指す」としている。