原価計算方式の開示度向上 総合的な議論を求める声も
次期薬価制度改革の焦点
公開日時 2026/04/01 00:00
2026年度薬価制度改革骨子では、原価計算方式における開示度の取り扱いと革新的新薬の評価方法について、「次期薬価制度改革において、引き続き検討すること」とされ、継続課題とされた。ミクス編集部は今後の議論に向けた考えを製薬各社に聞いた。原価計算方式で開示度50%未満の場合は加算係数がゼロとなるルールが22年度薬価改定で導入された。加算係数が見直されて以降、原価計算方式で算定された49成分のうち、開示度50%未満のものは36成分(約73%)。製薬業界はサプライチェーンの複雑化により開示度を向上させることは難しいと訴えてきた。一方で、議論の俎上に上った中医協では診療・支払各側から、透明性確保に向けた企業努力を求める声があがっていた。こうした状況を踏まえ、26年度薬価制度改革の骨子では、「原価計算方...