アッヴィ 片頭痛発作の発症抑制薬・アクイプタ錠を発売 ピーク時売上予想245億円
公開日時 2026/04/22 04:49
アッヴィは4月17日に片頭痛発作の発症抑制薬・アクイプタ錠(一般名:アトゲパント水和物)を発売した。経口CGRP受容体拮抗薬で、用法・用量は「通常、成人にはアトゲパントとして60mgを1日1回経口投与する」。薬価は10mg1錠339.90円、30mg1錠831.30円、60mg1錠1461.60円(1日薬価:1461.60円)。中医協資料によると、市場予測は4年後のピーク時で投与患者数7.9万人、販売金額245億円。
国内で同じ経口CGRP受容体拮抗薬として、ファイザーのナルティークOD錠が25年9月に片頭痛発作の発症抑制(予防療法)と急性期治療の両方の適応で承認され、販売されている。アッヴィは25年12月、アクイプタ錠について片頭痛発作の急性期治療で承認申請している。
国内の疫学研究では、15歳以上の片頭痛の有病率は8.4%と報告されている。片頭痛は50歳未満の特に女性において、世界で最も大きな社会生活への支障の原因であり、経済活動に甚大な影響を及ぼす主要な要因でもある。
片頭痛の主な症状は、中等度又は重度の疼痛のある拍動性や片側性の頭痛であり、悪心や嘔吐、光過敏、音過敏を伴うことを特徴とする。頭痛診療ガイドライン2021では、片頭痛発作が月に2回以上、あるいは生活に支障をきたす頭痛が月に3日以上ある患者では予防療法の実施について検討することが推奨されている。