アイパーク 台湾研究機関・工業技術研究院と覚書締結 ヘルスケア・創薬分野で日台連携強化
公開日時 2026/04/22 04:48
アイパークインスティチュートは4月21日、台湾の工業技術研究院(ITRI)とヘルスケア・創薬分野における日台連携強化を目的とした覚書を締結したと発表した。両者のネットワークを活かし、日台スタートアップ間の連携強化や、イノベーション創出の加速に向けた協業、共同プログラムの実施などに取り組む。
◎スタートアップ連携・成長支援の強化や開発・製造領域での協業検討など盛り込む
ITRIは台湾最大級の公的サイエンスパークで、台湾のベンチャー企業やアカデミア、病院とのネットワークを持ち、ベンチャーへの投資や事業化支援を強みとしている。覚書では、スタートアップ連携・成長支援の強化▽展示会・イベント・企業間連携事業の共同実施▽臨床研究・市場検証・規制対応における連携▽製品開発・製造(CDMO)領域での協業検討―などを掲げた。
アイパークインスティチュートの藤本利夫代表取締役社長は、「台湾のバイオテクノロジー産業は整った製造基盤、豊富な臨床試験ネットワークを基に、堅実な研究開発力を発展させており、台湾発バイオベンチャーと日本企業との連携に向けてITRI との協力が重要なものになる」と強調。加えて「日台のバイオ産業における画期的なイノベーションをさらに深化させ、その成果を世界のバイオメディカル市場へ広げていく」とコメントした。
ITRIバイオメディカル・アンド・デバイス研究所の呂瑞梅所長は、「覚書締結を通じて、台湾産業における革新的医薬品や重要技術の研究開発分野において、日本企業との連携を一層強化し、国際展開を加速していきたい。日台双方の臨床および製造分野における強みを融合することで、医薬産業の共同発展を促進し、グローバル製薬市場との連携を一層強化していく」と期待を込めた。