メディセオ 共同配送コンソーシアム「CODE」に参加 物流拠点から納品先の近中距離の共同配送実現へ
公開日時 2026/04/22 04:51
メディパルホールディングスは4月21日、メディパルグループのメディセオ及びPALTACが共同配送コンソーシアム「CODE」の取組みの理念に賛同し参加すると発表した。CODEは、花王と三菱食品を幹事企業に、食品・日用品・医薬品・出版の業界にまたがる9社が共同配送機会を最大化するため4月から活動を開始したもの。まず物流拠点から店舗や納品先まで届ける近中距離の配送を指す「支線配送」領域について、参加企業間の輸配送データの共有と共同配送の検討を進める。混載や帰り便活用による積載率の向上、トラック台数の削減による支線配送領域における効率化の実現を目指す。
花王と三菱食品は、ともに大規模な支線配送を担う荷主企業として、両社の配送実績データを活用した共同配送の定期運行を開始している。西東京など一部地域の定期運行では、年間運行台数約300台相当削減、年間CO2排出量約10トン削減などの成果が得られたとしている。
CODEでは、▽データドリブンな共同配送の実現、▽物流事業者・ドライバーにとっての取組み価値の重視、▽データガバナンス・コンプライナスの徹底――との活動方針を掲げている。このうちデータドリブンな共同配送の実現に向け、コンソーシアムが整備する「データ基盤」と「コースマッチングツール」により、参加企業同士が共同配送できる可能性が高いコースの組み合わせを可視化できる仕組みを構築する。データガバナンス・コンプライアンスの徹底では、健全な共同配送を推進するため、競争法上問題となる情報データの交換を防止するなどの必要な措置を講じる。また、参画企業の拡大や政府の物流政策との連携も推進する。
CODE参加企業は次の通り。【幹事企業】花王、三菱食品、【参画企業】旭食品、あらた、トーハン、日本出版販売、PALTAC、三井物産流通グループ、メディセオーー。