健康保険等の一部改正法が成立 OTC類似薬の「一部保険外療養」など盛り込む 27年3月施行へ
公開日時 2026/06/01 04:50
OTC類似薬の薬剤費の一部を保険給付外とする「一部保険外療養」創設などを盛り込んだ健康保険法等一部改正法が5月29日、参院本会議で採決され、賛成166票、反対79票の賛成多数で可決、成立した。
OTC類似薬の保険給付見直しでは、保険外併用療養の中の新たな分類として、「一部保険外療養」を設ける。対象となるのは77成分約1100品目。主な対応症状は鼻炎、胃痛・胸やけ、便秘、解熱・痛み止めなど。対象品目の薬剤費の4分の1を特別の料金として徴収する。小児、がん、難病など配慮が必要な慢性疾患を抱えている人、低所得者、入院患者、医師が対象医薬品の長期使用等が医療上必要と考える患者などは配慮を検討する。施行は2027年3月を想定している。
このほか、高額療養費制度の見直しや後期高齢者医療における金融所得の保険料等への勘案、出産にかかる保険給付体系の見直しなどを盛り込んでいる。