メルクバイオファーマ RNAポリメラーゼII阻害薬・lurbinectedinを承認申請 SCLCの1次維持療法で
公開日時 2026/06/26 04:50
メルクバイオファーマは6月23日、RNAポリメラーゼII阻害薬・lurbinectedinについて、小細胞肺がん(SCLC)に対する1次維持療法を対象に承認申請したと発表した。今回の申請は、国際共同第3相IMforte試験(GO43104試験)などの結果に基づく。厚労省から希少疾病用医薬品に指定されている。
同社は、「本申請が承認されれば、治療難易度が高く、効果的な治療戦略の確立が喫緊の課題となっているSCLC患者さんに新たな治療選択肢をお届けするとともに、日本の医療における重要な課題であるドラッグ・ロス/ラグの解消にも寄与することが期待される」としている。
lurbinectedin(開発コード:PM1183)は、海洋生物のエクテイナシディア・ターボニカから分離された海洋化合物由来のRNAポリメラーゼII阻害薬。特定の腫瘍で過剰に活性化している腫瘍原性転写経路を選択的に阻害する。がん細胞への直接的な作用に加え、腫瘍関連マクロファージにおける腫瘍遺伝子転写を阻害し、腫瘍の成長に必須なサイトカインの産生を抑制すると考えられている。