保険薬局の6割以上 ミカルディス後発品に「積極的に変更」 AGが過半に迫る 薬剤師調査

公開日時 2017/06/21 03:50
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ネグジット総研MMPR(http://www.mmpr.jp/)はこのほど、降圧剤ミカルディスを採用している保険薬局の63%が後発品に「積極的に変更する」との意向を示しているとの調査結果をまとめた。このうちオーソライズド・ジェネリック(AG)に「積極的に変更する」は46%を占めた。また、抗精神病薬エビリファイの後発品への変更意向では、「患者から要望があれば変更」が53%と過半数を占め、ミカルディスとは異なる傾向がみられた。

調査は両剤の後発品の発売前となる5月26日~31日に実施したもの。調査対象は保険薬局勤務の薬剤師で、有効回答数は263人。方法はインターネットリサーチ。6月の後発品追補収載では多くの大型先発品に後発品が初参入し、ミカルディス単剤の後発品には22社70品目、エビリファイ後発品には13社109品目が参入した。多くの企業が6月16日に後発品を発売した。

ミカルディス先発品を現在採用している保険薬局に後発品への変更方針を聞いたところ、最多は「積極的に後発品に変更」の34%で、次いで「積極的にAGに変更」の29%となった。GE、AGに限らず後発品に積極的に変更するとの意向は6割以上ということになる。そして、「患者からの要望があれば変更」(22%)、「処方元の了解が取れれば変更」(6%)――などが続いた。

ちなみに、「基本的に先発品を使用」は2%にとどまり、後発品に変更する薬局の多さがわかる。

後発品の採用を比較・検討しているメーカーは、ミカルディスAGを販売する第一三共エスファが43%と最も多く、次いで沢井製薬が21%、日医工と東和薬品が各13%――となった。ただ、「未定」が3割強あった。

■エビリファイ後発品 「積極的に変更」は19%

同じく、エビリファイ先発品を現在採用している保険薬局に後発品への変更方針を聞いたところ、上位から「患者から要望があれば変更」(53%)、「積極的に後発品に変更」(19%)、「基本的に先発品を使用」(12%)――などとなった。

ただ、今回の調査は、処方元の多くが一般内科のため、精神科メインの保険薬局を調査対象とした場合、結果が異なる可能性もありそうだ。

後発品の採用を比較・検討しているメーカーは、「未定」が50%と多いことに留意が必要だが、企業名のある回答ではトップ3社は、沢井製薬(23%)、Meiji Seikaファルマ(22%)、日医工(14%)となった。沢井を挙げた理由をみると、「本社の推奨品」「本部推奨」「チェーン店全体でAGの次は沢井製薬を選ぶことになっている」「社長の一言」など本社・本部の意向との内容が多く見られた。

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