ファイザー EGFR遺伝子変異陽性NSCLC治療薬・ビジンプロを発売 

公開日時 2019/03/04 03:50
  • Twitter
  • 印刷

ファイザーは3月1日、抗がん剤・ビジンプロ錠15mg、同錠45mg(一般名:ダコミチニブ水和物)を発売した。効能・効果は、「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺がん(NSCLC)」で、薬価は、15mg1錠3850.60円、45mg1錠10748.00円(1日薬価10748.00円)。これにより同社は、ALK、ROS1、EGFRと肺がんにおける3つの遺伝子変異を標的とする薬剤を販売することになる。

ビジンプロは、EGFR、HER2及びHER4のチロシンキナーゼ活性を不可逆的に阻害するチロシンキナーゼ阻害剤。通常、1日1回45mgを経口投与するが、患者の状態によって適宜減量することができる。同剤と一次治療の標準治療の1つであるゲフィチニブを直接比較した国際共同フェーズ3(「ARCHER1050試験」)では、主要評価項目の1つの無増悪生存期間(PFS)の中央値で、ビジンプロ群が14.7か月と、ゲフィチニブ群の9.2か月と比べ統計学的に有意な差を示していた。

同社の中村誠取締役執行役員オンコロジー部門長は、「今後も肺がん治療のパートナーとして、適正使用の推進に尽力し、個別化治療の進展に貢献していく」とコメントしている。

非小細胞肺がんは、肺がん症例の約85%を占めるが、遠隔転移している場合は治療が困難な疾患。厚労省の資料によると、同剤の投与患者数はピーク時で3400人、販売金額は122億円と予測されている。
 

関連ファイル

関連するファイルはありません。

 

この記事はいかがでしたか?

読者レビュー(0)

1 2 3 4 5
悪い   良い

 

 

広告

広告

広告

広告

広告

広告

市場に密着した医薬情報&マーケティング誌

 

3月号特集
(Promotion)

将来不安を抱く若手MRが増大 業界に影落とす

医療環境の変化で医師とMR間にギャップ拡がる

 

 

3/1発行

バックナンバー

 

ミクス編集部のtwitter

 

ミクスOnlineのモバイルサイトは下記QRコードよりアクセスしてください

QRコード

http://mobile.mixonline.jp/