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帝人 1日1回の去痰剤ムコソルバンL錠を新発売 最小クラスに小型化

公開日時 2015/07/03 03:51

帝人ファーマは7月2日、1日1回投与の徐放性気道潤滑去痰薬ムコソルバンL錠45mg(一般名・アンブロキソール塩酸塩)を同日に新発売したと発表した。ムコソルバンLはこれまで約18mmのカプセル剤だったが、他剤と一緒に服用する機会が多いため医療現場からより小さく、服用しやすい剤形開発が望まれ、直径約7.5mm、厚さ約6mmのL錠を開発した。ジェネリックを含む1日1回の去痰剤としては最小クラスにまで小型化したとしている。なお、1日3回のムコソルバン錠15mgは直径約7mm、厚さ約2.4mmとなる。

L錠はLカプセルの有効成分を錠剤化したもの。同社独自設計により速放顆粒と徐放顆粒を一体化した。COPDなどの慢性呼吸器疾患患者では、その6割以上が朝の痰の喀出に苦しんでいるとの報告があり、去痰剤には朝の痰の喀出への効果も期待されている。このため、夕食後にL錠またはLカプセルを服用することで朝の痰の喀出困難に対する高い効果を発揮できるとしている。

同社は本誌取材に、今後、LカプセルからL錠に切り替えを進めるかどうかについて、「医療現場の判断による」とした上で、「患者の利便性を考えると、(自然と)置き換わっていくものと思われる」とコメントした。
 

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