アルジェニクス ヒフデュラ配合皮下注のプレフィルドシリンジ製剤を発売 「自己注射がより簡便」
公開日時 2025/12/16 04:49
アルジェニクスジャパンは12月15日、抗FcRn抗体フラグメント・ヒアルロン酸分解酵素配合製剤であるヒフデュラ配合皮下注のプレフィルドシリンジ製剤を発売した。効能・効果は、▽全身型重症筋無力症(gMG)(ステロイド剤又はステロイド剤以外の免疫抑制剤が十分に奏効しない場合に限る)、▽慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)――の2つ。今回のシリンジ製剤は薬液があらかじめシリンジに充填されているため、従来のバイアル製剤と比べて、「自己注射がより簡便」だとしている。
シリンジ製剤の薬価はバイアル製剤(60万4569円)に比べ10%高い66万5026円で算定された。シリンジ製剤は薬価算定時に市場性加算(I)(A=10%)が付いており、この理由について厚労省は、「シリンジ製剤の収載希望の際に、バイアル製剤にはない、さらにオーファン指定を受けた効能を追加した収載希望だった。オーファン指定の効能を持っているということで市場性加算(I)(A=10%)の適用を受けた」と説明している。オーファン指定の効能・効果は慢性炎症性脱髄性多発根神経炎となる。
なお、シリンジ製剤はバイアル製剤と同じく、東邦ホールディングスのスペシャリティ製品の患者宅配送サービス「L1MON」(リムオン)を利用できる。このL1MONは、ラストワンマイル(Last 1 Mile)を叶え、治療をサポートするオンライン(ONLINE)でも申し込みできるもの。症状などにより処方されたスペシャリティ製品を自力で持ち帰れない患者に対するサービスで、患者は薬局にサービス利用を申し込み、薬局から佐川急便が提供する定温輸送BOX及び配送網にて、患者の希望日時に患者宅に医薬品を配達する。