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中外 リキッドバイオプシー活用で国がんと提携 進行性固形がんのプレシジョン・メディシン加速

公開日時 2020/02/17 04:50
中外製薬とファウンデーションメディシン社 (本社:米国・マサチューセッツ州)は2月13日、国立がん研究センターとがんゲノムスクリーニングに関する契約を締結したと発表した。がんゲノムスクリーニングプロジェクト「SCRUM-Japan」の第3期プロジェクトで、リキッドバイオプシー検査「FoundationOne Liquid」を使用する。現在では、侵襲性の高い生検(バイオプシー)をはじめ、腫瘍組織の取得が難しく、がんゲノムプロファイリングができない患者がいる。特に、治療選択肢が限られる進行性固形がん患者では、リキッドバイオプシーの登場により、適切な治療へ早期につながることが期待される。

SCRUM-Japanは、国内で最大規模の産官学連携全国がんゲノムスクリーニングプロジェクト。第3期プロジェクトは、▽アジアの医療機関が一体となり、希少頻度の遺伝子変異を持つ肺がん患者をスクリーニングして、新薬開発につなげる「LC-SCRUM-Asia」、▽進行固形がんにおける遺伝子解析を行う「MONSTAR-SCREEN」—の2つのプロジェクトが進行している。すでに両社は、2つのプロジェクトの参加医療機関に対し、「FoundationOne Liquid」を提供している。

同社は、「プレシジョン・メディシンに基づく医療の発展を浸透・加速させ、進行固形がん患者への貢献を目指す」としている。国立がん研究センター東病院の大津敦病院長は、「検査の導入により、包括的ゲノムプロファイリング検査の有用性の理解がより深まると信じている」とコメントしている。


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