サンドは12月6日、同社およびサンドファーマの岩本紳吾代表取締役社長が今月末で退任し、後任に中国と日本の事業開発部門責任者のフランシス・ヴァイラント氏が就任すると発表した。23年1月1日付。なお、岩本社長は退任後も引き継ぎのため23年2月28日まで顧問として留まる。

新社長に就任するフランシス・ヴァイラント氏は、ロシュ、GSK、ノバルティスなどで25年間にわたり、カントリーとアジアクラスターのマネジメント、セールス、マーケティング、事業開発、マーケットアクセスなど幅広い経験を有している。サンドには2016年3月に入社。シンガポールを拠点するアジアのグループカントリーマネジャー、韓国のジェネラルマネージャー、19年からサンド中国のジェネラルマネージャーを歴任。22年7月に東京に赴任し、サンドの中国と日本の事業開発部門の責任者として、両国の事業開発と日本の製品ポートフォリオの強化を指揮してきた。

◎新社長に就任するフランシス・ヴァイラント氏「日本は極めて重要な市場」

 フランシス・ヴァイラント氏は、「日本は極めて重要な市場。ジェネリックのグローバルリーダーとして、またバイオシミラーのパイオニアとして、高品質なジェネリック医薬品とバイオシミラー、そして長期収載品の安定供給に努めたい」と強調した。