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科研製薬 原発性胆汁性胆管炎治療薬候補・セラデルパーの国内開発・販売権獲得 米シーマベイから

公開日時 2023/01/11 04:49
科研製薬は1月10日、米シーマベイ社が欧米などで開発中のセラデルパー(一般名)について、日本における開発・商業化に関するライセンス契約を締結したと発表した。契約締結に伴い、同社は日本で原発性胆汁性胆管炎に対する治療薬として独占的に開発・販売する。同社はシーマベイに対して、契約一時金45億円を支払うとともに、開発及び販売マイルストーンの達成により最大170億円、さらに売上に対する一定のロイヤルティを支払う。

同社は皮膚科と整形外科を主要領域としているが、長期経営計画2031の中で「新規診療領域への展開」を基本方針のひとつに掲げ、将来のアンメットメディカルニーズに応える医薬品の提供を目指している。今回の製品導入を通じて、希少疾病領域に対する取り組みをさらに強化する考えだ。

セラデルパーは新規の低分子の経口剤で、選択的にペルオキシソーム増殖因子活性化受容体デルタ(PPARδ)に結合し、アンメットメディカルニーズの高い肝疾患において重要な代謝や病態進展の過程を調節することが示されている。これまでの非臨床試験および臨床試験のデータから、原発性胆汁性胆管炎において、胆汁うっ滞やそれに伴う掻痒などに対する同剤の効果が示唆されているという。シーマベイは現在、米国や欧州など(日本を除く)で国際共同第3相試験を実施している。
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