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MR認定センター 新MR認定試験の試験時間や配点などを発表

公開日時 2012/02/20 04:01

MR認定センターは2月16日、12年度からの新MR認定試験の試験時間や配点、出題形式などの概要を発表した。現在5科目を統合して3科目となることは既に決まっているが、「医薬品情報」(80問、80分)は230点満点、「疾病と治療」(110問、110分)は300店満点、「医薬概論」(80問、80)は230点満点で、試験時間は計270分(現在260分)とする。

出題形式は現行と同じ「正誤問題」「三択問題」「五択問題」だが、これまで問題数の半分を占めていた「正誤」を30%にし、その代わり「三択」を59%(現在35%)に引き上げ、より理解度を見る形にする。「五択」は11%(同15%)。それぞれの配点は「正誤」2点、「三択」3点、「五択」4点。

新試験は、薬学教育6年制が実施され来年に1期生が卒業するなどMRを取り巻く環境の変化を受け実施されることになったもので、MR活動の実践に生かせる基礎的内容を習得できているのかを判定する。

現行試験の不合格者 再評価し合否判定へ 新試験移行で特例

認定試験は科目別の合格制となっており、一部科目が不合格となった場合、初回の受験から5年以内はその科目の再受験が認められている。しかし、新試験では、科目が統合されることから、1回限りの特例として07年以降に初回受験をした不合格者およそ1000名について、それぞれの科目を新試験下と同じ科目に統合して、再評価し、合否判定を実施することになった。この日、センターが発表した。

例えば、新科目の「医薬品情報」は、現行科目の「薬理学」「薬剤学」「添付文書」からなるが、その3科目の得点状況を再評価する。仮に、添付文書のみ不合格の場合、他の合格2科目の得点と合格点の偏差値の差を算出する(プラス点となる)。同じく添付文書から算出するとマイナス点となる。それぞれの合算し「ゼロ以上」になれば、合格と評価する。

再評価による合否結果は3月下旬までに通知。早ければ5月末には認定証を発行する。

新試験下の科目は、「疾病と治療」はそのままだが、薬理学、薬剤学、添付文書は「医薬品情報」に、医薬概論はPMSは「医薬概論」に統合される。

修正済み(20日10時30分)

「医薬概論」の試験時間の下線部分が誤字になっておりました。修正いたしました。

 




 

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