06年国内製薬企業トップ20(IMS)武田がトップ、GSKとアストラが健闘
公開日時 2007/03/19 23:00
IMSジャパンは3月19日、06年1年間の製薬企業売上トップ20(医療用医薬品:
薬価ベース)を発表した。武田薬品工業がトップで前年比3.0%増の6140億円。
前年比減や横ばいが多い中、グラクソスミスクラインが7.7%増でトップ10入
り、アストラゼネカも4.0%増と健闘した。
イトリゾールの流通提携が終了した協和発酵(18.6%減)、最主力のエポジン
が包括化の影響を受けた中外製薬(10.1%減)が2桁減。このほか減少したの
は三共(2.7%減)、第一製薬(3.0%減)、万有製薬(3.2%減)、塩野義製
薬(6.0%減)、田辺製薬(1.0%減)、小野薬品工業(4.9%減)、サノフィ
アベンティス(3.4%減)―。
年間の医療用医薬品総売上は0.6%減の7兆6970億円。内訳は病院(100床以上)
2.3%減の3兆1825億円、開業医3.8%減の2兆642億円、その他(主に調剤市
場)4.6%増の2兆4503億円。
1000億円を超えたのはブロプレス(5.9%増の1390億円)、ノルバスク(1.9%
増の1322億円)、ディオバン(6.6%増の1130億円)、リピトール(5.6%増の
1060億円)―の4製品。(詳細は最下段)