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厚労省 GLP-1アナログ、ARBとCa拮抗剤の配合剤など29品目承認

公開日時 2010/01/21 04:02

厚生労働省は1月20日、新医薬品として29品目を承認した。承認されたのは、ノボノルディスクファーマの新規糖尿病治療薬で国内初のGLP-1アナログ製剤ビクトーザ皮下注(一般名:リラグルチド遺伝子組換え)、高血圧症治療薬でARBとCa拮抗剤という国内初の組み合わせとなる配合剤2製品(エックスフォージ配合錠、申請者:ノバルティスファーマ、レザルタス配合錠、同:第一三共)ほか、薬事法上の特例承認となった、ノバルティスとグラクソ・スミスクラインの新型インフルエンザ(H1N1型)ワクチンなど。

29品目には、欧米など95ヵ国で承認されているうつ病治療薬で、塩野義製薬が申請したSNRIのサインバルタカプセル(デュロキセチン塩酸塩)もある。ワクチンを除き、順調にいけば今春に薬価収載され、それ以降発売となる見通し。

この中でノバルティスは、インフルエンザワクチン含む4成分4品目の承認を取得した。ワクチンとARBとCa拮抗剤配合剤以外の2成分は、国内2番目となる新しい2型糖尿病治療薬のDPP-4阻害剤エクア錠50mg(一般名:ビルダグリプチン)、ネクサバール(バイエル薬品)やスーテント(ファイザー)などの投与後の再発・無効例を対象にした腎細胞がん治療薬アフィニトール5mg錠(一般名:エベロリムス)。

なお、これらとは別に同日付で、日本ケミカルリサーチとキッセイ薬品が共同開発したバイオ後続品で、腎性貧血に用いるEPO製剤であるエポエチンアルファBS注「JCR」が承認された。バイオ後続品は2品目目。

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