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東和薬品 新中期経営計画 最終13年度にMR600人体制 営業所は19新設

公開日時 2011/11/08 04:02

東和薬品は11月7日、2011年度から13年度まで3か年の中期経営計画を発表した。最終年度の13年度の数値目標は売上高562億円、営業利益79億円と設定。この売上高は10年度実績比で101億円の増収(22%増)となる。本格的な後発品の普及拡大期を迎えるにあたって必要な組織・人材・製品力・設備などを整備するとの基本戦略のもと、MR数は10年度の470人体制から、11年度506人、12年度550人、13年度600人に毎年増員する。

この3年間の主要課題は「信頼性のさらなる向上」で、▽東和式直販体制の確立▽製品総合力ナンバー1の製品づくり▽安定供給体制の向上――に取り組む。このうち、直販体制の確立では、代理店を補完して安定供給体制を向上させるため、現在の36営業所を55営業所まで増やす。さらに基幹病院などへの24時間・365日での供給体制も確保する。安定供給体制の向上では、12年10月に予定する東西物流センターの稼働のほか、国内3工場体制(大阪、山形、岡山)で災害時などにもバックアップ可能な体制を整備する。注射剤は山形工場で集中生産するが免震構造とする。

製品総合力ナンバー1の製品づくりでは、品揃えだけではなく、品質とコストも兼ね備えた製品総合力でトップの後発品メーカーを目指す方針。特に「全品目を見直して、将来にわたって使い続けられると思われる製剤については原薬変更、製剤改良などを繰り返し、より完成度の高い製品をそろえる」としている。

また、この中期経営期間中に予想される初収載の後発品も公表した。11年11月は▽高脂血症治療薬リピトール(10年度売上1083億円)▽アルツハイマー型認知症用薬アリセプト(1115億円)、12年6月は▽抗うつ薬パキシル(457億円)▽降圧剤ニューロタン(462億円)▽不眠症用薬マイスリー(355億円)、12年12月には▽消化管運動機能改善薬ガスモチン(216億円)▽抗アレルギー薬アレロック(302億円)▽統合失調症用薬セロクエル(286億円)、13年6月には▽変形性膝関節症用薬ロキソニンテープ/パップ(315億円)、13年12月には▽高脂血症治療薬リバロ(451億円)▽帯状疱疹用薬バルトレックス(218億円)――としている。

 

 

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