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GSK 中国で実施の前臨床試験データ改ざんで中国R&Dヘッド解雇

公開日時 2013/06/12 05:00

グラクソ・スミスクライン(GSK)は6月10日、中国の研究センター社員の科学者が執筆にかかわった前臨床試験の論文で、いくつかのデータに改ざんがあったことを明らかにした。論文に名を連ねた社員のうち、1名が解雇されたほか、1名は辞職、3名は最終決定までの間休職処分としたとしている。同日付のPharmAsia Newsでは、解雇されたのは、中国・研究開発(R&D)部門のヘッドであるJingwu Zang氏と報じている。

論文は、自己免疫疾患における、Th17細胞(ヘルパーT細胞のサブタイプの1つ)の生存と増殖におけるIL-7の役割の重要性を論じたもので、2010年1月号の「Nature Medicine」に掲載された。論文は前臨床試験で、研究も初期段階のため、患者は含まれていない。

同社は、研究において誠実さは非常に重要であるとの見解を示した上で、事実が明るみになった段階ですぐに、同誌に説明するとともに、事態を重く受け止め、十分な調査を行ったとしている。その結果として、いくつかのデータの改ざんがあったことを認め、社員の処分を行った。

PhrmAsia Newsによると、同論文の筆者のうち、同社の中国・上海にあるR&Dセンターの神経免疫学部門所属の社員17名、米・ヒューストンのBaylor College of Medicine神経学部門所属が1名含まれている。解雇された、同社の上級副社長兼中国・R&D部門のヘッドであるJingwu Zang氏は同プロジェクトを管理する立場で、論文執筆や試験デザインの立案に貢献していたという。ただし、同氏は論文の根拠となった実験を行った1人ではないとしている。また、当面進行中もしくは計画中のIL-7に関連する領域のプログラムを一時中止するとしている。
 

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