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BMS・13年通期業績 プラビックスの売上大幅減で2年連続減収

公開日時 2014/01/29 03:50

ブリストル・ マイヤーズ スクイブは1月24日、2013年通期業績が売上高163億8500万ドル(前期比7%減)、純利益25億8000万ドル(同3%増)の減収増益になったと発表した。減収は2年連続。減収の主な原因は前年に引き続き抗血小板薬プラビックスの大幅減収。


プラビックスは2012年5月にアメリカで特許失効となり、2013年1月からはアメリカとプエルトリコでの権利を除き、全世界でのプラビックスの権利をサノフィに返還している。


また、サノフィとは13年1月から高血圧治療薬でアンジオテンシンII受容体拮抗薬アバプロ/アバライドの権利も返還し、これまでアメリカで大塚製薬と共同販促をしていた抗精神病薬アビリファイ(日本での商品名はエビリファイ)も13年から大塚製薬による事実上の自販化に切り替えられたこともあり、この2製品も減収となり、他の製品での伸びでは落ち込み分を吸収できなかった。


最終的には販管費の低下により増益を確保した格好だ。2013年通期の研究開発費は前期比4%減の37億3100万ドル。また、アメリカ会計基準による通期の潜在株式調整後1株当たり利益は前期比33%増の1ドル54セント。


主な製品の売上高は抗精神病薬・アビリファイ22億8900万ドル(前期比19%減)、抗HIV薬(非ヌクレオチド系逆転写酵素阻害薬)・サスティバ(日本国内の商品名はストックリン)16億1400万ドル(同6%増)、抗HIV薬(プロテアーゼ阻害薬)・レイアタッツ15億5100万ドル(同2%増)、B型肝炎治療薬・バラクルード15億2700万ドル(同10%増)、関節リウマチ治療薬・オレンシア14億4400万ドル(同23%増)、慢性骨髄性白血病治療薬・スプリセル12億8000万ドル(同26%増)、悪性黒色腫治療薬・Yervoy9億6000万ドル(同36%増)、経口2型糖尿病治療DPP-4阻害薬・オングリザ/コンビグリゼ(コンビグリゼはオングリザとメトホルミン徐放製剤との合剤)8億7700万ドル(同24%増)、がん分子標的治療薬(抗ヒトEGFRモノクローナル抗体)・アービタックス6億9600万ドル(同1%減)、GLP-1受容体作動薬・バイエッタ4億ドル(同168%増)、GLP-1受容体作動薬・ビデュリオン2億9800万ドル(同282%増)、プラビックス2億5800万ドル(同90%減)、アバプロ/アバライド2億3100万ドル(同54%減)、抗凝固薬(血液凝固活性化第Ⅹ因子阻害薬)・エリキュース1億4600万ドル。


 

 

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