東邦薬品 第６回ロボット大賞優秀賞 物流センターのピッキングなどの自動化で
公開日時 2014/10/15 03:50
東邦ホールディングスは10月14日、子会社で医薬品卸の東邦薬品が埼玉の物流センター（TBC埼玉）に導入したピッキングなどを行う自動化システムが、経済産業省主催の第６回ロボット大賞で優秀賞を受賞したと発表した。多種多様な製品を扱うため自動化が難しいといわれていた中、大きさも重量も違う包装単位商品を倉庫からピッキングする作業などを自動化した。
これは東邦ほか物流設備メーカーのダイフク、日本電気、安川電気の４社共同プロジェクトとして応募。「ロボットビジネス・社会実装部門・優秀賞」を受賞した。このシステムの構築に伴い24件の特許申請も行った。TBC埼玉は13年12月に埼玉県久喜市に新設され、医療用医薬品を中心に２万8000種類を扱う大型の物流センター