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抗血小板薬プラビックスGE 薬価は先発品薬価の43%

公開日時 2015/06/19 03:52

6月18日に官報告示された後発医薬品(以下、GE)の薬価によると、今回の目玉のひとつである抗血小板薬プラビックスGE(オーソライズド・ジェネリック含む)の薬価は、先発品薬価の43%となった。

プラビックスGEに30社66品目が参入した。10品目を超えたため、GE薬価は先発品薬価の5掛け(=50%)で算定されるが、厚労省によると、先発品薬価からこれまでの新薬創出等加算分を差し引いた上で5掛けする運用をしている。プラビックスは同加算を受けていたことから、この加算分を差し引いて5掛けした結果、GE薬価は実質、現在の先発品薬価の4掛けとなった。

GE薬価は25mg錠が48.30円(先発品薬価112.50円)、75mg錠が121.30円(同282.70円)、先発品にはない50mg錠が86.30円――と算定された。

19日の薬価収載後、即日発売へ 日医工はAG 沢井は50mg錠 東和は錠剤小型化 

プラビックスGEを発売する製薬企業が6月18日、19日の薬価追補収載後に即日発売すると相次ぎ発表した。日医工は、先発品を手掛けるサノフィ・グループの許諾を受け、原薬、添加物、製造方法・製造場所が同一のオーソライズド・ジェネリック(以下、AG)を発売する。同AGの効能・効果はGEとは異なり、GEの効能・効果である「虚血性脳血管障害後の再発抑制」に加え、先発品に用途特許が残っている「経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される虚血性心疾患」にも使える。沢井製薬は50mg錠の投入などを、東和薬品は錠剤の小型化・個装箱の工夫などを訴求している。  

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