日本化薬 ハーセプチンのバイオシミラー フェーズ3開始
公開日時 2015/08/10 03:50
日本化薬はこのほど、乳がん患者を対象にしたハーセプチン(一般名:トラスツズマブ遺伝子組換え)のバイオ後続品(バイオシミラー)「CT-P6」(開発番号)のグローバルフェーズ3において、日本での試験を開始したと発表した。グローバル試験は2019年まで行う計画になっているというが、日本での承認申請時期は明かしていない。
ハーセプチンの売上規模は2015年に296億円が見込まれている(中外製薬・第2四半期決算資料より)。「CT-P6」について日本化薬は2010年11月に韓国のセルトリオン社と、日本における共同開発・販売に関する契約を締結して、開発を進めてきた。