ミクス編集部が製薬企業64社を対象にまとめた「新薬パイプラインリスト16年１月改訂疾患別」によると、申請中の品目数（＝プロジェクト数）は84で、疾患領域別に分類すると、がんが20品目と最も多かった。がん腫別で最多は血液がんと肺がん（悪性中皮腫含む）の各４品目。具体的には、血液がんは▽セルジーンの免疫調節薬レナリドミド▽小野薬品のプロテアソーム阻害薬カルフィルゾミブ▽ヤンセンのＢＴＫ阻害薬イブルチニブ▽ミノファーゲン製薬のビタミンＡ誘導体ベキサロテン――、肺がんでは▽小野薬品のがん免疫療法薬ニボルマブ（15年12月17日承認取得）▽日本イーライリリーの血管新生阻害薬ラムシルマブ▽ノバルティスのALK阻害薬セリチニブ▽アストラゼネカのチロシンキナーゼ阻害薬AZD9291――が調査時点では申請中だ...