サノフィ日本法人は６月９日、新しい社長に免疫･炎症領域グローバルリウマチ戦略ユニットヘッドを務めるジャック・ナトン氏が７月１日付で就任すると発表した。サノフィは、2015年11月に発表した成長力を強化する「戦略的ロードマップ2020」に基づき経営幹部や組織、投資方針の見直しや経費節減などを進めており、今回の人事もこの一環という。

1965年１月にフランスに生まれ51歳。 96年にプロダクト・マネジャーとしてサノフィ・フランスに入社。05年グローバルビジネスエクセレンスのシニアディレクターとしてグローバル組織へ異動。08年７月、サノフィ・アベンティス ブルガリアの社長、11年２月にはサノフィ・ドナウ（ルーマニア・ハンガリー・ブルガリア・モルドバ）の社長、13年１月からトルコとロシアの社長を相次いで務め、 2015年９月以降は米国に移り、免疫･炎症領域グローバルリウマチ戦略ユニットのヘッドを務めてきた。

2014年10月から日本法人社長を務めるのファブリス・バスキエラ氏は、フランスに帰任し、サノフィパスツールのインターナショナルコマーシャルヘッドに着任する。