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第一三共 抗体薬物複合体「U3-1402」 HER3陽性乳がんの国内P1/2試験開始

公開日時 2017/01/20 03:51

第一三共は1月19日、HER3に対する抗体薬物複合体の「U3-1402」(開発コード)について、HER3陽性の乳がん患者を対象とする国内フェーズ1/2試験を開始したと発表した。これまでに乳がんや非小細胞肺がんでの開発の可能性を公表していたが、まずは乳がんで開発を進める。同社は今回の試験の進捗を見て、乳がん以外のがん腫での開発可否を判断する。

同試験はHER3陽性の難治性の転移性乳がん患者を対象とする非盲検試験。目標症例数は80例。前臨床試験では、トリプルネガティブ乳がん(エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体の発現と、HER2の過剰発現が認められない乳がん)でHER3高発現腫瘍に対する退縮効果が確認されている。

乳がんは転移・進行性、再発例で十分な治療法が確立されていないがんのひとつ。特にHER3陽性例では予後が悪いことが報告されている。同社は、「本剤が他の治療法のない患者さんに新たな治療選択肢を提供できることを期待している」とコメントしている。

抗体薬物複合体(ADC)は、抗体と低分子医薬を適切なリンカーを介して結合させた医薬群のこと。U3-1402は、独自のADC技術を使って、リンカーを介して抗HER3抗体にトポイソメラーゼI阻害薬(DXd)を結合させた薬剤で、ひとつの抗体につき約8個のDXdが結合するとの特徴を持つという。HER3に対するADCとしては、U3-1402がファーストインクラスとなる可能性がある。

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