第102回薬剤師国家試験 合格率71.58％ 前回より5.27ポイント下回る
公開日時 2017/03/29 03:49
厚生労働省は３月28日、第102回薬剤師国家試験の合格者を発表した。合格率は71.58％で、前回より5.27ポイント下回った。
受験者数は、前回より1706人少ない１万3243人。合格者総数は2009人少ない9479人だった。６年制新卒者の合格率は85.06％（前回より1.18ポイント減）、６年制既卒者の合格率50.83％（同17.09ポイント減）で、既卒者の合格率の低さが全体の合格率を引き下げた形。
最も高い合格率は、国公立大では金沢大学（受験者42人中40人合格）の95.24％、私立大ではいわき明星大学（受験者61人中59人合格）の96.72％だった。合格率50％を下回る大学は前回は１校だったが、今回は８校あり、全て私立大。
下段「関連ファイル」から、厚労省発表の第102回薬剤師国試 大学別合格者数の資料をダウンロードできます。
出願者数：１万4701人（男6175人、女8526人）
受験者数：１万3243人（男5435人、女7808人）
合格者：9479人（男3690人、女5789人）
合格率：71.58％（男67.89％、女74.14％）
新卒（６年制）
合格者数：7052人（男2692人、女4360人）
合格率：85.06％（男85.00％、女85.09％）
既卒（６年制）
合格者数：2295人（男939人、女1356人）
合格率：50.83％（男46.49％、女54.35％）