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武田薬品 アクトスなど長期収載品7製品を追加で移管、武田テバに

公開日時 2017/04/11 03:52

武田薬品は4月10日、2型糖尿病治療薬アクトスや降圧配合剤エカードなど長期収載品7製品について、武田テバ薬品に移管すると発表した。製品の移管は5月1日付で行い、同日以降の情報活動主体は武田テバ薬品となる。製造販売承認の移管は6月以降、順次、準備が整い次第行う。武田薬品は16年4月に降圧剤ブロプレスや抗潰瘍薬タケプロンなど長期収載品約30製品を移管しており、今回は追加の移管となる。

武田薬品はイスラエルのテバ社と合弁会社を設立し、この完全子会社の武田テバ薬品に長期収載品を移管している。武田薬品は新薬事業により集中する。

今回移管する7製品は、2型糖尿病治療薬の▽アクトス錠▽アクトスOD錠▽ソニアス配合錠▽メタクト配合錠――、降圧剤の▽エカード配合錠▽ユニシア配合錠――、抗潰瘍薬タケプロンと低用量アスピリンとの配合剤のタケルダ配合錠――となる。

■譲渡対価は285億円 「重点疾患領域に再投資」

7製品の15年度売上は計392億円で、16年度売上見込みは計242億円。今回の製品移管に伴い、武田テバ薬品は武田薬品に譲渡対価として285億円を支払う。ただ、会計上の処理は、17年度中に約150億円を、残りを15年間にわたり繰り延べて計上する。武田薬品は、「本移管により得られた資金を重点疾患領域に再投資していく」としている。

なお、前回の移管製品も含めると、降圧剤ブロプレスの単剤及び配合剤は全て武田テバ薬品が手掛けることになる。

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