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脂質異常症治療薬クレストールのAG 発売1か月半でシェア50%超え JMIRI調べ

公開日時 2017/12/22 03:52

調剤レセプトベースで実際の処方状況を把握・分析する医療情報総合研究所(通称JMIRI)によると、第一三共エスファが9月13日に新発売した脂質異常症治療薬クレストール(一般名:ロスバスタチン)のオーソライズド・ジェネリック(以下、AG)の10月末時点の数量シェアが53%に上ったことがわかった。AGは、発売1か月半でクレストール市場の過半を占めたことになる。

クレストールの通常の後発品(以下、GE)は12月に20社超から発売された。しかし、いちどAGを採用した調剤薬局でGEに切り替わることは、よほどの価格戦略がない限り困難。GEはクレストール先発品の残り50%弱の市場が主戦場になるとみられる。

■オルメテックAGはシェア54%

第一三共エスファは9月15日に、親会社が販売している降圧薬オルメテックのAGの販売をGEに先駆けて始めたが、10月末時点のAGの数量シェアは54%だった。通常のGEは12月に17社から発売された。また、今年6月16日には降圧薬ミカルディスに後発品(AG及びGE)が参入、後発品発売後1か月半にあたる7月末時点の後発品の数量シェアは単剤54%、降圧剤アムロジピンとの配合薬が52%だった。

クレストール、オルメテック、ミカルディスとも年間国内売上が800億円以上の超大型品で、いずれもプライマリーケア領域の製品。このような市場規模かつ領域の場合、後発品は発売2か月足らずで過半のシェアを獲得するといえそうだ。

また、ミカルディス後発品のシェアは22社参入の結果であり、クレストールAGのシェアは先発品の製造販売元やそのグループ企業とは関係ない第一三共エスファ1社の結果。クレストールAGが発売から1か月半で市場の過半を占めたことは、それだけ高い市場ニーズがあったといえるが、第一三共エスファがその高いニーズに生産力と流通力で応えたことは注目に値する。

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