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第一三共 HER2発現大腸がん対象に「DS-8201」のフェーズ2開始

公開日時 2018/03/16 03:50

第一三共はこのほど、抗HER2療法がなかった大腸がんについて、「DS-8201」のフェーズ2を日米欧で開始したと発表した。同剤は抗体医薬と低分子薬を結合させた抗体薬物複合体で、HER2を発現した腫瘍細胞に結合する抗体医薬を介して薬物を直接作用させる作用を持つとされる。「DS-8201」のフェーズ2は、乳がん、胃がんに続くもの。

同社はがん領域を事業の柱にすることに向け取り組んでおり、同剤は主要開発品目の1つ。試験では、2回以上の標準治療歴のあるHER2発現の再発・進行性大腸がん患者が対象。主要評価項目は腫瘍が消失したか30%以上減少した全奏効率で、日米欧において約50名の患者登録を計画する。

発表によると、再発・進行性の大腸がんに対する治療法は限られている。HER2は大腸がん細胞の約3%に過剰発現しているとされ、抗EGFR療法への耐性獲得等に関与する可能性が示唆されている。大腸がんの治療では抗HER2療法はない。同社は「他に適切な治療法のない再発・進行性の大腸がん患者にとって、本剤が新しい治療の選択肢となることを期待している」としている。

同社のがん領域の主要開発品目には、同剤以外に急性骨髄性白血病の治療薬を狙うFLT3-ITD阻害剤キザルチニブ(国内フェーズ2)、腱滑膜巨細胞腫の治療薬を狙うCSF-1R阻害剤ペキシダルチニブ(欧米フェーズ3)などがあり、2025年までに7新薬の上市を目指すとしている。

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