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中医協 先進医療「マルチプレックス遺伝子パネル検査」の科学的評価結果を了承

公開日時 2018/04/26 03:50

中医協総会は4月25日、先進医療会議から「個別化医療に向けたマルチプレックス遺伝子パネル検査」の科学的評価結果についての報告を受け、了承した。パネル検査は、数百に上る多数の遺伝子の変異の有無を一括して調べることができる。対象患者の遺伝子プロファイリングに基づき薬剤選択が可能になるなど、患者に応じた適切な治療機会の提供を可能とする。国立がん研究センター中央病院から進行・再発固形がんを対象患者として申請があった。

遺伝子パネル検査は、医学的意義が明らかになった遺伝子変異等について、複数同時に測定することのできる検査。自由診療における患者の自己負担は約60万円~100万円と高額で、将来的に保険適応を求める声が医療関係者や患者・家族からあがっていた。

◎遺伝子異常および推奨治療を検討

今回、先進医療会議が報告したマルチプレックス遺伝子パネル検査は、国立がん研究センターとシスメックスが共同開発したもの。2018年4月1日に先進医療として承認されている。対象患者は、16歳以上で全身状態良好(ECOG  PS 0~1)の治癒切除不能または再発の病変を有する原発不明がん、または標準治療がない固形がん患者。文書でのインフォームド・コンセントを条件に、患者の腫瘍組織検体および非腫瘍検体(血液)を外注検査会社に提出し、NCCオンコパネルによる解析を行う。その上で、解析レポートの原案をもとにエキスパートパネルにおいてactionableな遺伝子異常および推奨される治療について検討を行い、当該患者に結果を説明する。

◎患者負担は46万4000円

先進医療にかかる総費用は、新たな検体の採取を行う場合は約70万円。このうち先進医療にかかる費用は66万4000円で、このうち20万円は研究費より負担されるため患者負担額は46万4000円となる。これに伴い、治療効果の期待される医薬品の選択や、予後に関する情報の入手などが期待される。


◎血清TARC迅速測定法を用いた重症薬疹の早期判断


なお、この日の総会で先進医療会議は、奈良県立医科大学附属病院から申請があった「血清TARC迅速測定法を用いた重症薬疹の早期判断」の科学的評価結果についても報告し、了承された。皮膚科専門医が重症化の可能性があると判断した汎発型皮疹で、薬疹が疑われる患者らに適応される。

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