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ギリアド 3成分配合の新規抗HIV薬「Biktarvy」を国内申請

公開日時 2018/12/17 03:50

ギリアド・サイエンシズは12月14日、3成分配合の新規の抗HIV薬を日本で承認申請したと発表した。申請は同日付け。新規のインテグラーゼ阻害薬ビクテグラビル(BIC)50mgと、核酸系逆転写酵素阻害薬のエムトリシタビン(FTC)200mgとテノホビル アラフェナミド(TAF)25 mgを配合したもの(以下、BIC/FTC/TAF)で、HIV-1に感染した成人患者に1日1回投与で用いる。

海外製品名は「Biktarvy」。2018年2月に米国、6月に欧州で承認された。1~9月まで9か月の世界売上は6億ドル。日本での申請は、海外で実施された4つのフェーズ3試験から得たデータに基づき、BIC/FTC/TAFによるレジメンがこれらの試験で非劣性を示すとの主要目的を達成した。

■抗HIV薬6製品の情報活動 19年1月から開始

BIC/FTC/TAFは同社創製の3成分配合の新規抗HIV薬。このBIC/FTC/TAFの日本での承認取得と販売をギリアド日本法人が行いたいということをきっかけに、ギリアドの抗HIV薬を日本で15年以上にわたって手掛けてきた日本たばこ(JT)との契約解消交渉に至った。

ギリアドとJTは11月29日に、ギリアドの抗HIV薬6製品の国内ライセンス契約の解消で合意し、ギリアド単独で19年初頭から情報提供・収集活動を行うと発表した(記事はこちら)が、12月14日、契約の解消は19年1月1日付けとし、同日からギリアド単独での情報活動を始めると発表した。ギリアドのHIV領域に特化したMR30人が情報活動し、1月7日の仕事始めから本格的に始動する。

なお、これまでの合意の通り、6製品の製造販売承認の承継は19年末までに行う。承継が完了するまでは引き続きJT子会社の鳥居薬品が製品流通を担う。

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