ギリアド HIV流行終結目指しプロジェクト発足 全国展開し一般市民の賛同の輪を拡大
公開日時 2026/06/05 04:50

ギリアド・サイエンシズは6月4日、2030年までのHIV流行終結を目指すプロジェクトを始動したと発表した。特設サイトを公開し、HIVにまつわるQ&Aを医療従事者や著名人などのポートレート写真とともに掲載。HIV流行終結に向けて一般の人にも関心を高めてもらう狙いがある。今後はさらにプロジェクトの拡充を進めていく方針で、全国各地で写真家のレスリー・キー氏による撮影や展示を計画。6月6日と7日に開催されるTokyo Pride 2026においても、展示・撮影が行われる予定だ。
プロジェクトは「知ることから、できることへ。HIV流行を終わらせよう。」と掲げ、HIV陽性者支援団体やコミュニティから成るコンソーシアムHIV/AIDS GAP6と協働で実施。国連合同エイズ計画(UNAIDS)が協力する。著名人などの発信力を通じて社会的認知の向上を図るとともに、特設サイト内でHIV流行終結への賛同を呼びかける。
特設サイトでは、HIV流行終結に賛同する人々のポートレート写真を、HIV/AIDSに対する固定観念や誤解をひも解くQ&Aとともに公開している。コンソーシアムのメンバーや医療従事者に加え、タレントの神田うのさんなど著名人やインフルエンサーも参加。サイト内には賛同ボタンやSNS投稿機能が設けられ、賛同の輪を広げる仕組みだ。
同社のアンドリュー・ヘクスター代表取締役社長は、「30年までのHIV流行終結まで5年を切った今、その実現には社会全体での取り組みが不可欠だ。プロジェクトがHIV流行終結に向けた取り組みへの賛同を可視化し、後押しとなることを期待している」とコメントしている。