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大塚製薬の米子会社と米クリック社 うつ病対象のデジタル治療アプリの開発・商業化でグローバル契約

公開日時 2019/01/07 03:50

大塚製薬は1月4日、米国子会社の大塚アメリカ・インクと臨床用アプリを開発する米クリック セラピューティクス・インクが大うつ病性障害を対象に、デジタル治療アプリケーションを開発し、医師の処方せんが必要なアプリとして商業化するグローバルライセンス契約を締結したと発表した。認知療法アプリで、単独または薬物療法と併用する医療機器として承認を目指す。

大塚によると、2019年後半から米国フェーズ3を開始する予定だが、承認の可能性や市場性も並行して調査するため、現時点では承認時期のめどは未定。日本での開発は、米国で承認取得後に検討するとしている。

大塚側が契約したのはクリック社が開発を進めている「CT-152」で、独自のトレーニング法を使った認知療法アプリ。ワーキングメモリ(短期記憶)を強化してうつ病に対する改善効果を示すと考えられている。6週間実施したパイロット試験では、うつ病の回復を評価する指標であるHAM-Dスコアを統計学的に有意な改善したという。

今回の契約締結で、大塚製薬は、クリック社に契約一時金と承認内容に応じた開発マイルストンと合わせ最大1000万米ドル、累積売上目標達成に応じた販売マイルストンを最大で2億7200万ドル、全世界の売上高に応じたロイヤルティを支払う。

 
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