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米BMS セルジーンを740億ドルで買収

公開日時 2019/01/07 03:50

米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)社と米セルジーン社は1月3日、BMS社がセルジーン社を740億ドルで買収することに合意したと発表した。両社が交わした合意書によると、株式交換と現金を合計した買収総額は740億ドル。今回の買収により、セルジーン社の株主は、セルジーン社の株式1株に対してBMS1株と現金50ドルを受け取る。

両社は、合併のメリットとして、BMS社の持つ固形がん治療薬Opdivo(ニボルマブ)やYervoy(イピリムマブ)とセルジーン社の持つ血液がん治療薬Revlimid(レナリドミド)やPomalyst(ポマリドミド)など腫瘍領域での相乗効果が見込まれることを期待している。また、免疫および炎症分野では、BMS社はOrencia(アバタセプト)を持つ一方、セルジーン社はOtezula(アプレミラスト)という有力製品を持っているため、同分野での相乗効果も見込める。BMS社は心血管分野ではEliquis(アピキサバン)を持っている。両社が統合すると10億ドル以上を売り上げる製品が9剤になる見込みである。

統合後、年商15億ドル以上が見込まれる開発中で、近く上市の見込まれる製品には、免疫および炎症分野では、TYK2(選択的チロシンキナーゼ)、ozanimod(SIP1阻害剤)の2剤、血液分野では、luspatercept、liso-cel(JCAR017)(CAR-T療法)、bb2121(CAR-T療法)およびfedratinib(JAK2阻害剤)の4剤が控えている。

BMSのGiovanni Caforio会長兼CEOは、「我々は、セルジーン社とともに持続的成長と様々な疾患を持つ患者に新たな選択肢を提供するために業界をリードするフランチャイズと深く幅広いパイプラインを持つ革新的なバイオファーマのリーダーを構築する」と述べ、がん、免疫、炎症の領域での主導的地位を確立したいとの意欲を示した。

セルジーン社のMark Alles会長兼CEOは、「30年以上、イノベーションを牽引してきたセルジーン社の取り組みが、アンメットニーズが高い分野における患者に対する治療の変革をもたらしてきた。BMSと一緒になることで、我々は、セルジーン社の株主に対して、身近でかつ実質的価値を提供し、この統合会社が生み出す長期的な成長機会に対する意義ある参加の機会をもたらす」とコメントした。

買収後は、BMS社のCaforio会長兼CEOが統合新会社の会長兼CEOとして留任する予定。また、セルジーン社の取締役会メンバー2名が新たにBMSの取締役会に加わる。両社は、全ての買収にかかわる作業を2019年第3四半期までに完了する計画だ。

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