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塩野義 インフルAI診断機器開発でベンチャーと資本提携 20年度以降の承認申請視野

公開日時 2019/05/08 03:50
塩野義製薬は5月7日、インフルエンザ診断支援AI医療機器を開発するベンチャーのアイリス(本社:東京都千代田区)と資本業務提携契約を締結したと発表した。アイリス社の開発するAI医療機器は2019-20年シーズンにかけて治験を実施し、20年度以降のなるべく早い時期の承認申請を目指す。塩野義製薬は、抗インフルエンザ治療薬・ゾフルーザを販売するなど、感染症領域に注力する。提携を通じ、「インフルエンザの早期診断・早期治療に一層貢献していく」としている。

アイリス社が開発を進めるのは、カメラにAI機能を搭載した医療機器。喉を写真撮影し、インフルエンザ患者の喉にできる腫物「インフルエンザ濾胞」の有無を画像解析のアルゴリズムを用いて判定することで、医師の診断をサポートする。これまでの診断法では発症後24時間以内は診断できなかったが、インフルエンザ濾胞は発症直後に出るため、同機器では発症後であれば数秒で診断が可能となる。また侵襲性が少ないことから患者負担の軽減も期待できる。医師が喉の膨らみを診て行う診断は、習得に時間がかかるが、同社ではディープラーニングを活用することで診断の確度を高めたい考え。

アイリス社はすでに、2018-19年シーズンのインフルエンザ患者について画像を集め、ディープラーニングする臨床試験を行っている。「迅速な薬事承認と保険適用を目指していく」とコメントしている。

締結した契約は、4月25日付。塩野義製薬は12億円出資し、アイリス社の株式約14%を取得するとともに、開発中の同機器を対象とした将来のライセンス契約に関する優先交渉権を得る。




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